わたしは、このコロナ禍の一年半、高齢者介護の現場を間近でみておりました。デイサービスにも通えなくなったお年寄り、家族との面会もできなくなって元気を失った人、さまざまな現実を目の当たりにしました。コロナ禍はお年寄りだけでなく、さまざまな世代を直撃しました。
　その中で浮かび上がったのは家族の大切さ、地域のつながりだと感じました。もちろん、コロナ禍のような災害級の疫病に対して、足腰の強い地域の基盤作りも欠かせません。
　わたしは、学習塾を営み、多くの子どもたち、家族の接してきました。成績偏重ではなく、日本人としての誇りを育む情操教育が重要だと思います。
　名古屋市、中でも東区は都心部に接して最も住みやすい地区です。歴史香る文教、住宅地でもある東区は、近年職住接近の分譲マンションが林立して、新住民が急増しており、新旧住民を結ぶ地域づくりは大きな課題です。活力あり、しかも住みやすい東区づくりに、わたしが長年取り組んできた職業経験、ボランティア活動、地域興しの体験を役に立たせて頂きたいです